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よみがえる四川文明 2/19(土)〜3/21(月・祝) ビッグパレットふくしま
長いことこれは伝説とされてきたが、2003年11月、最新の科学技術を駆使した調査により、実際始皇帝陵の中に宮殿のような空間があること、水銀の反応があることなどが確認された。 果たして司馬遷が書き残したとおりの地下宮殿が存在するのか、そしてもしかすると始皇帝の遺体はまだそこに・・・!? いやがうえにも期待が高まっているのである。 不老不死の薬を求めて日本へ 不老不死の薬の存在を信じていた始皇帝は、徐福という男に命じて、蓬莱という場所にその薬を探しに行かせた。徐福は結局戻ることがなかったのだが、なぜか彼が日本に渡ってきたという伝説が各地で残っている。
今では「中国徐福会」「香港徐福会」といった研究団体が、これらの地域を訪れにくるとか。徐福が本当に日本に来たかどうかは別として、現代の国際交流活動に貢献していることは間違いない。 三星堆とは何か 古代中国の文明は「黄河文明」と呼ばれるように、黄河流域を中心に紀元前2000年ごろから夏・殷・周王朝・・・と続いていて、中国大陸全土に影響を及ぼしている・・・はずだった。 ところが、1986年、黄河のはるか南、四川省の「三星堆」という丘で、黄河流域の文明とはまったく異質の青銅器が発見された。例の三角形の目をした奇妙な仮面などである。殷の青銅器などと比べても、ほとんどまったく"別の国"といっても過言ではないほどの違い。 「古代中国文明は、黄河文明だけではなかった・・・!」ということで発掘が行われ、新しく見つかった三星堆周辺の遺跡を合わせて「四川文明」と呼んでいるのが、今回の展覧会で紹介されるものである。
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