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■ガンダーラとバーミヤン展福岡で開幕!
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●ガンダーラ美術とバーミヤン遺跡展
4/10(木)〜5/18(日)福岡アジア美術館にて
http://faam.city.fukuoka.lg.jp/cgi-bin/exhibition/exhibition.cgi?eid=10435
第二次大戦前にシルクロードで発掘をしていた、大谷探検隊の収集品があるというのも、気になるところです。

【CALENDAR】 2008年4月9日(水)〜4月16日(水)
▼新刊「オリンピックのすべて―古代の理想から現代の諸問題まで」
ジム・パリー、ヴァシル・ギルギノフ著、舛本直文訳、大修館書店刊、2625円
記念すべきアテネ・オリンピックから早4年。北京に向けて、オリンピック関連本が出てきていますね。

▼新刊「他者の帝国―インカはいかにして「帝国」となったか」
関雄二、染田秀藤編、世界思想社刊、3,780円
インカ帝国を巡る論文集。ペルーに行く前に、ぜひこういうのを1冊読んでおきたいものです。

【EPISODE:バーミヤンとレーザー】
バーミヤンの保護修復を日本の研究者が行っているというのは、わりとよく知られた話ですが、日本で生まれたアーティストであるヒロ・ヤマガタが、「バーミヤン・レーザー・プロジェクト」というものを手がけているという話は、聞いたことがあるでしょうか。

バーミヤンの崖から掘り出された巨大な大仏は、ご存じタリバンの爆破によってなくなってしまったわけですが、レーザー光線によって大仏を描き出し、それを崖に投射するという一大イベントの計画が進んでいるのです。

レーザー光線を作る電気は、風力や太陽熱による「エコ発電」で、周辺の住民に電気をもたらすことにもなるとか。一種の環境アートなんですねえ…。

開催は2012年6月から、その頃にはバーミヤンにも多くの観光客が訪れるようになっているのでしょうか。あのバーミヤンの壮大な崖をレーザー光線が飛び交うというのは、見たいような見たくないようなという感もありますが、でもやっぱり見に行きたくなってしまうのかもしれませんね!

http://www.bamiyanlaser.org/exhi/

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メールマガジン「古代遺跡な日々」Vo.256 PC用
2008/4/9発行 *毎週水曜発行
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☆夏に向けてネムルト山開山!
カッパドキア発ネムルト山と聖地シャンルウルファへ
http://www.kodai-iseki.com/travel/t021nemrut_shanl.html