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■マチュピチュ発見100年!インカ帝国展3/10〜国立科学博物館で開催
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▼展覧会「インカ帝国展―マチュピチュ『発見』100年」
2012/3/10(土)〜6/24(日)国立科学博物館にて
http://www.tbs.co.jp/inkaten/
ハイラム・ビンガムがマチュピチュを"発見"してから100年。土器、織物、装飾品などが大々的に展示されます。

【CALENDAR】
▼新刊「マンガ古事記」
原秀三郎監修、阿部 高明、河出書房新社刊
神話篇・伝承篇 各 998円
パワースポットブームの中、古事記のお話が見直される?

▼講演会「大仏破壊から10年 世界遺産バーミヤーン遺跡の現状と未来」
東京国立博物館 平成館大講堂 席があれば当日参加可、無料
2011/12/9(金)13:00〜17:10
http://www.tobunken.go.jp/~kokusen/JAPANESE/MEETING/SEMINAR/BamiyanSymposium2011/index.html
大仏はなくなっても、壁画などまだまだ美しいものが残っています。

▼講演会「イベリア・ラテンアメリカ文化研究会」
専修大学神田キャンパス7号館783教室
2011/12/10(土)14:00〜17:00 予約不要、無料
http://secila.seesaa.net/
「アステカ王国と環境」「グアテマラ共和国セイバル遺跡とマヤ文明の盛衰」の発表があります。

【EPISODE:マチュピチュの"発見"】
2011年は「マチュピチュ"発見"100周年」ということで、遺跡でイベントが行われたり、アメリカからペルーに文化財が返還されたりと、さまざまな行事がありました。

マチュピチュはそもそもインカ帝国の都として15世紀に繁栄、スペイン人の侵略によりインカ帝国が滅びてからはその存在が知られぬままになっていましたが、1911年、アメリカの考古学者ハイラム・ビンガムの調査により再発見されたのです。

ビンガムはもともと、皇帝の財宝が眠る「インカ帝国最後の都市」ビルカバンバを探していて、最初はマチュピチュこそそのビルカバンバだと信じていたそうです。やがてビルカバンバはまた別の都市だということがわかりましたが、ビンガムがマチュピチュについて書いた「失われたインカの都市」が大変な評判を呼び、マチュピチュの存在は一躍世界的に知られることとなりました。

以来、世界中の人々が訪れる一大観光地として人気を呼んできたわけですが、あまりの観光客の多さに環境破壊が進み、なんと一時はユネスコの「危機に瀕する世界遺産」の候補に…。幸いにして危機遺産入りは免れていますが、日の目を浴びてまだ100年のこの遺跡、すでに最大の課題は「環境の保護」のようです。

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メールマガジン「古代遺跡な日々」Vo.368
2011/12/07発行
http://www.kodai-iseki.com/(解除もこちらへ)
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★「冬のトルコ個人旅行直前対策オリエンテーション」
2011年12月9日(金)午後7時〜8時30分
マイ・スペース&ビジネスブース池袋西武横店
http://www.kodai-iseki-walking.com/workshop/

★モロッコ個人旅行サイトオープン!
マラケシュ・砂丘・フェズを巡る6日間
http://www.kodai-iseki.com/travel/ma110mar_mer_fes6.html
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